2015年を振り返る――「J-POP2.0」によせて

「堂々とした」アーティストが増えたなあと、感じる一年だった。
 
逆にいえば、00年代後半以降、自信がないことの裏返しのように、過激な音や言葉で間を埋めるアーティストが多かったように思う。
そんな彼らの態度の根底にあったのは、邦楽が洋楽の模倣でしかないというアイデンティティの不在ではなかったか。
 

 
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パーティーはそのままで

少し前の話になるが、10月31日、渋谷が仮装をした若者で溢れ返ったことで話題になった。
その背後にどのような企みがあったのかは関知するところではないが、「ハロウィン」に仮装をしてワイワイ騒ぐ若者の様子が、メディアで大きく報じられるようになったのはここ数年のことと記憶している。
 
そして、丁度同じころから、邦楽ロックの界隈では「パーティー」という表象が散見されるようにもなった。
 

 
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